融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」今シーズン監視開始のお知らせ
40,000トンのCO2削減を目指し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役 入澤 拓也、以下「エコモット」)が提供している融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」の監視が開始しました(監視期間12月1日から3月31日)。燃料高騰が続いている中、今シーズンはラニーニャ現象(※1)が発生する可能性があり、降雪量は平年並みか多くなると予測されており、融雪におけるコストが増加すると予想されております。ゆりもっとでは、そのコスト削減のお手伝いするとともに、CO2を削減しカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
※1ラニーニャ現象とは、南米ペルー沖の海面水温が基準値よりも低くなる現象、冬の日本の平均気温は低くなり、降雪量も日本海側では多くなる可能性が高い。
■融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」とは
IoTゲートウェイデバイスとカメラを既存のボイラーに取り付けるだけで、リモートでボイラー運転制御・画像撮影を可能とし、融雪監視センターで24時間運転代行をおこなうソリューションです。
これにより、従来の自動(センサー)運転による積もらない程度の少量の降雪に対するムダな運転、雨やみぞれなどにも反応してしまう誤認運転などを解消し、現場の状況と雲の動き・気温・風速等の気象データを加味した効率の良い運用が可能となり、大幅に燃料コストを削減することができます。
エコモットが創業当初から提供しているソリューションで、札幌・北東北のマンションや商業用施設などに多くの導入実績があり、IoTやAIなど最先端の技術を駆使して洗練されたオペレーティングを実現しています。
ゆりもっと公式サイト:https://www.yurimott.jp/
■監視システムのブラッシュアップで効率化・品質向上の実現
今シーズを迎えるにあたって、過去の課題を徹底的に洗い出し、オペレーターの人的ミスの防止や操作性向上による効率化等を目的とした当システムのUI/UXの改善をおこないました。またAI連携においても、さらなる強化、検証を引き続き進めております。物価の上昇が止まらない中、監視業務の運用コストも必然的に増加傾向にありますが、効率化・省人力化・品質向上を追い求め、少しでもお客様に還元できるようサービスの改善に取り組んでまいります。
■今シーズンのCO2削減目標40,000トン(※1)
今シーズンの監視対象は昨シーズンより100箇所ほど増加した約3,000箇所となります。昨シーズンは約39,000トン以上のCO2削減を実現しておりますが、監視箇所の増加に加え、降雪量が多くなるという予想もあり、40,000トンのCO2削減を目指します。
エコモットでは、「もっと、グリーンな明日に。」をスローガンに社会の持続可能な発展に貢献することを企業の責任と考え、サステナビリティに関する取り組みを積極的に推進します。 カーボンニュートラル社会の実現、そして地域社会との共生を基本方針とし、未来の世代に豊かな地球を残すために、企業活動のあらゆる側面で持続可能性を追求します。
サステナビリティレポート:https://www.ecomott.co.jp/sustainabirity.pdf
※1 当社CRMと独自の調査により総削減量を算出