村本建設株式会社とのAI・IoT製品の共同開発及び販売に関する 業務提携契約締結に関するお知らせ
両社のシナジーを融合させ、さらなる建設DXを加速
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「エコモット」)は、村本建設株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:村本 𠮷弘、以下「村本建設」)との間で、近年建設市場においてDXの動きが加速する中、そうした社会の変化に対応すべく、村本建設の建設市場における数多くのノウハウとエコモットが培ってきたAI/IoT分野での強みを融合させ、新たな製品やサービスを創出していくため、2023年3月27日に業務提携契約を締結しましたので、お知らせいたします。
■本提携の理由
エコモットでは、建設現場の安全性、生産性、施工品質水準をデジタルテクノロジーによって向上させ、国土の発展ならびに防災に貢献するためのサービスとして「現場ロイド」シリーズを展開しております。現場ロイドソリューションの多くは、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)の登録製品であり、公共工事においてご利用いただくことで、これまでも経済性や安全性、施工性といった観点でお客様企業の評価向上に寄与してきました。一方で、村本建設は「心と技術で明日を築く」というコーポレートスローガンのもと、伝統と技術力に裏付けされたものづくりを推進しています。かつてない急速なスピードで人々の生活スタイル・働き方の環境などが変革を迎えている中、エコモットと村本建設は、「両者のシナジーの融合によるさらなる建設DXの加速」を念頭に、製品やサービスの共同開発を推進することで、エコモットにおけるコンストラクションソリューション事業の販路拡大や、両社における更なる技術力の向上を通じてのシナジー効果が期待されることから、この度業務提携契約を締結することと致しました。
■本提携の内容
・両社の強みを生かしたAI/IoTプロダクト・ソリューションの企画、共同開発
・エコモット、村本建設両社における共同開発製品のレンタル・販売
すでに両社においては、配筋検査ARシステム「BAIAS」の開発をはじめ、すでに現場ロイドソリューションとして提供されている製品もあり、今後も両社は、対等かつ良好な関係を図り、上記の内容についてさらなる推進を図ってまいります。「ゼネコンとエコモットで実現する革新的建設DX」の創出に向け、長期的パートナーとして相互協力をさらに加速・発展させ、お客様の期待に応えることを通じて持続可能の社会の実現に貢献してまいります。
左:配筋検査ARシステム「BAIAS」
中:AIカメラを用いたコンクリート充填監視システム
右:AIカメラを用いた特定工事車両識別システム