INFORMATIONお知らせ

2022.11.24

オンラインマルチサイネージシステム「Gフェイス」の提供開始

建設現場のDXを推進するマルチサイネージシステム

エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役 入澤 拓也、以下「エコモット」)は、様々なセンサーデータやクラウド対応カメラから配信される映像のほか、オンライン上の様々なデジタルコンテンツを取り込んで統合表示することができる、オンラインマルチサイネージシステム「Gフェイス」(以下Gフェイス)の提供を、2022年11月30日(水)より開始いたします。
建設現場において紙で行われていた施工体系図等の掲示をデジタルサイネージで行うことが国土交通省により認められたことを背景とした、更なるデジタルサイネージの普及に伴いGフェイスの需要拡大を見込んでおります。
Gフェイスはクラウド上に構築されたメインシステムと、オンライン接続された映像配信用セットトップボックスが協調して動作する仕組みとなっており、管理者は遠隔地からもインターネット回線を通じたサイネージ表示の操作・変更が可能。利用環境に応じて、セットトップボックス単体での提供と屋外設置を想定した耐候性の高いルーターボックスでの提供を選択いただけます。

■導入背景

Gフェイスは現場で扱うさまざまなデジタルデータの表示に加え、以下の機能を持ちます。
・Gフェイスに繋がる現場用AIにより、天候変化の予測や高リスク状況の早期発見
・さまざまなデジタルデータやコンテンツを任意のレイアウトで表示可能
・センサーデータやカメラ映像を表示可能
また屋内では一括表示システムとして監視カメラ映像等を一挙に表示可能であり、現場の監視室を構築することが可能となります。表示するコンテンツは下記の表の通りとなっており、順次追加を予定しています。

コンテンツ一覧
カメラ映像 弊社製品カメラとの連携のよりLIVEストリーミング映像を表示可能
静止画 10MBまでのPNG、GIF、JPEG形式ファイルが使用可能、スライドショー機能あり
動画像 10MBまでのMP4形式ファイルが使用可能
PDF 1MBまでのPDF形式ファイルが使用可能
動画投稿サイト 動画コンテンツをストリーミングにて使用可能

■機器構成

Gフェイスの主要コンテンツはクラウド上に構築されているため、セットトップボックスを使用してデータを受信しサイネージ(ディスプレイ等)に表示を行う必要があります。そのための機器として、セットトップボックスと野外設置用制御盤(Gフェイスルーターボックス)を提供いたします。

左:Gフェイスセットトップボックス(GFS-200) 右:Gフェイスルーターボックス(GFC-100A)

機器仕様
型番 GFS-200(GフェイスルーターボックスはGFC-100A)
通信 LTE、WiFi、有線LAN
モニタ出力I/F HDMI
温度使用範囲 -20〜70℃(Gフェイスルーターボックスは-10〜60℃)
付属品 ACアダプタ、アンテナ、HDMIケーブル※GFS-200には有線LANケーブルは付属しません

Gフェイス(クラウド)
提供時期:2022年11月30日
価格   :オープン
Gフェイスセットトップボックス
提供時期:2022年12月12日
価格   :オープン
Gフェイスルーターボックス
提供時期:2022年12月28日
価格   :オープン

■利用シーン

Gフェイスは屋内・屋外いずれにも使用可能である為、様々な利用シーンが考えられます。
建設現場向けにはもちろん、屋外の場合は、野外音楽フェスや、お祭りなどにおける情報表示用サイネージ等としての使用も可能です。
一方屋内の場合は、建設現場の監視用として現場事務所での使用や、監視カメラ管理用途としての使用が可能なシステム構成となっています。

左:野外設置時の利用シーン 右:屋内設置時の利用シーン(一括表示システム)


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