i-Construction 推進コンソーシアム「技術開発・導入WG」主催の マッチングイベントへの参加について
この度、i-Construction 推進コンソーシアム 技術開発・導入WGの主催するマッチングイベントに参加いたします。
本イベントは、建設現場から寄せられた複数のニーズ(課題)に対して、公募したシーズとのマッチングを行うことでその解決をもって建設現場の生産性向上を目指すものです。エコモットは今回の公募にあたって示されたニーズに対して、エッジAIカメラ「MRM-900」を用いたリアルタイム画像解析技術を提案し、シーズ提供企業として参加依頼を受けました。
■「技術開発・導入WG」主催のマッチングイベントについて
「技術開発・導入WG」は、i-Construction 推進コンソーシアムにおけるワーキンググループの一つであり、最新技術の現場導入のための新技術開発や企業間連携を促進し、建設現場の生産性向上を目指すことを目的としています。
その活動の一環であるマッチングイベントは、建設現場から寄せられた複数のニーズ(課題)に対して、公募したシーズとのマッチングを行い、その解決をもって建設現場の生産性向上目指すものです。
出展:国土交通省 「i-Construction 推進コンソーシアム」ホームページより
■エッジAIカメラ「MRM-900」を用いたリアルタイム画像解析技術をシーズとして提供する現場ニーズ
・ 標識等について、車載カメラ等の映像から自動で現況把握できる技術
・ 自転車の最高速度、平均速度、規定値異常の急減速等が取得できる定点カメラ
・ CCTV画像により落下物等を検知できる技術
・ 交通量調査、旅行速度調査を画像等による解析システム
参考:国土交通省関東地方整備局 記者発表資料
「技術シーズを公募します i-Construction推進コンソーシアム『技術開発・導入WG』」(2018.11.1)
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kikaku_00000619.html
※現場ニーズの一覧は、資料中の別紙-1に記載されています。
■エッジAIカメラ「MRM-900」について
エコモットが2018年6月に販売開始したディープラーニングを活用した画像解析やフルハイビジョン動画のリアルタイムエンコードをNVIDIA® Jetso™プラットフォームで処理するエッジAIカメラです。
「MRM-900」は、他プラットフォームで学習させたディープラーニング学習モデルをベースとしたエッジコンピューティングによる画像解析が可能な次世代エッジAIカメラです。防水・熱処理設計(IP66対応)を施した一体型の省スペース筐体と優れた省電力性能により、従来運用が難しいとされてきた狭小スペースや屋外で稼働可能です。また、GPUを利用した高圧縮エンコードにより、LTE回線を利用してフルハイビジョン動画を伝送する高画質ライブストリーミングが可能です。
<MRM-900製品ページ>
https://ecomott.co.jp/iot/edge-ai-camera.html
■今後の取り組みについて
土木建設への就業者数は漸減を続けており、人口減少社会の到来や土木建設市場の担い手不足といった問題がクローズアップされる機会も増えています。当社は、そうした課題をICTによる生産性向上によって解決していく「i-Construction」の考え方に準拠した商品・サービス開発や、現場ロイド事業の積極的展開を通じて、実効性のある生産性向上への取り組みを強化してまいります。