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2016.11.30

エコモット株式会社、省エネ融雪監視サービス「ゆりもっと」へAI技術を導入 ~お客様の更なるコスト削減、安全性向上の実現へ~

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エコモット株式会社(本社:札幌市中央区、代表取締役:入澤 拓也)は、省エネ融雪監視サービス「ゆりもっと」(※1)へ、2016年12月1日にAI(人工知能)エンジン「FASTIO AI」(※2)を導入いたします。これにより、融雪監視業務の精度向上によるお客さまの更なるコスト削減と安全性の最大化を目指します。

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<ゆりもっと融雪監視画面>

この度、AIシステムの研究開発を手掛ける北海道大学発ベンチャーの株式会社テクノフェイスからの技術支援を受け、画像解析による監視業務の完全自動化に向けたAIエンジン「FASTIO AI」を開発いたしました。「FASTIO AI」は、数千拠点の監視画像をリアルタイムに解析する高度な画像処理能力と共に、運用データ並びに監視業務に付随する様々な情報を継続的に学習する機能を有しているため、まずはじめに、自社サービスである「ゆりもっと」の監視業務の精度向上に活用いたします。

現在「ゆりもっと」では、監視オペレーターが、お客さまの駐車場等に設置された監視カメラからの画像と共に、気象情報(天気図、雪雲レーダー等)、過去の運用ノウハウを勘案し、融雪ボイラーの運転・停止の操作をしています。

「FASTIO AI」の導入により、監視オペレーター個々人のノウハウに依ることなく、高度な画像処理機能、現地のピンポイントな気象情報と熟練した監視技術による運用データを基にした、AI技術により融雪ボイラーの運転・停止判断をするため、高度なレベルで一定品質を担保することが可能となります。

今後、「FASTIO AI」に運用データを蓄積し継続的な学習により精度を高めると共に、融雪ボイラーの運転・停止判断の考慮事項に、お客様毎の融雪設備の特性等も織り込むことで、「ゆりもっと」の完全自動化を目指していきます。
また、IoTシステムの高度化に向け、「FASTIO AI」の技術を汎用化し、多くの案件への展開を目指します。

※1 省エネ融雪監視サービス「ゆりもっと」:ロードヒーティングにおける融雪のムダを遠隔監視・遠隔操作により削減し、足元の安全とコスト削減を実現するサービス。

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<ゆりもっとシステム概要図>

※2 「FASTIO」:エコモットが開発した、今あるモノをインターネットに簡単につないで管理できるプラットフォームサービス。「MCPC award 2015」プロバイダー部門グランプリ/優秀賞受賞。

FASTIOシステム概要図
<FASTIOシステム概要図>


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