エコモットとKDDI、法人向けIoT分野で資本業務提携
データセンシング技術とデータ解析を活用し、一次産業・防災分野などの高度化をサポート
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤拓也、以下「エコモット」)とKDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋誠、以下「KDDI」)は、IoT分野において、エコモットが有するデータの効率的なセンシング、通信デバイス開発技術、センサー選定ノウハウなどの「つなぐ力」と、KDDIが有する通信やクラウドプラットフォームを組み合わせ、法人向けIoTビジネスのスケール化の促進や、一次産業、防災、寒冷地対策など地域産業の高度化に向け、このたび、資本業務提携(以下「本提携」)に合意しました。
本提携により、KDDIがエコモットの発行する株式の一部(議決権比率の21.1%)を取得するため、エコモットはKDDIの持分法適用関連会社となります。
■本提携の目的
市場ニーズの多様化、先進技術の高度化、サイバーリスクの増大などにより、IoT市場そのものが大きな変革の時期を迎えています。このような経営環境の変化に対して、両社の協力関係構築により、IoT市場におけるプレゼンス向上と持続的成長を可能とする体制を整えていくことにいたしました。
エコモットは、IoTを通じてより安心な社会の実現に貢献するため、「あなたの『見える』を、みんなの安心に。」というコーポレートスローガンを掲げ、創業以来「IoTインテグレーション事業」を展開しており、IoTソリューションの企画、およびこれに付随する通信デバイス製造、通信インフラ、アプリケーション開発ならびにクラウドサービスの運用・保守に関する業務をワンストップで提供する事業を展開しております。
KDDIは、IoT分野において、クルマや産業機械に5GやIoTなど先端技術を組み合わせ、グローバル規模で法人のお客さまのビジネスの効率化や生産性向上に加え、地域産業におけるデジタルトランスフォーメーションをサポートし、新たな価値の創出をさまざまなパートナー企業と取り組んでいます。
さらに、両社は持続可能な社会の実現に向け、新たなIoTソリューションの開発を通じた地方創生をコンセプトにさまざまな体験価値を共創していきます。
■業務提携概要
・「KDDI IoTクラウドStandard」の強化
・センサー端末ラインナップや新技術の共同開発
・新規IoTパッケージ商品の共同開発、および拡販
・両社の知見、技術を活用した地域産業の高度化(地方創生)
・両社の「強み」とするノウハウの相互流通、および人材交流
エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場、2018年6月に東京証券取引所マザーズへ上場いたしました。
本社所在地:〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号札幌泉第1ビル1階
代表:代表取締役 入澤拓也
設立:2007年2月
資本金:2億95百万円(2018年9月末現在)
事業内容:IoTインテグレーション事業
KDDI株式会社について
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、”ワクワクを提案し続ける会社”として、約3,900万を超える個人のお客さまには「au」ブランドの移動通信と固定通信に加え、コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育など、お客さまの生活に新たな価値を提案していきます。
本店所在地:〒163-8003 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号
代表:代表取締役社長 髙橋誠
設立:1984年6月
資本金:1,418億52百万円(2018年3月末現在)
事業内容:電気通信事業
URL: https://www.kddi.com/