リアルタイム車両管理「Cariot(キャリオット)」対応の ドライブレコーダー「ER2」を提供開始 ~FeliCaでのドライバー識別、インカメラオプションで車内外両視点での危険運転動画をクラウドで閲覧可能に~
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「エコモット」)は、株式会社フレクト(本社:東京都中央区、代表取締役:黒川幸治、以下「フレクト」)へドライブレコーダー端末「ER2」の提供を開始いたします。
ドライブレコーダー端末「ER2」は、シガーソケットから給電を行います。本製品をシガーソケットに設置することで、車の情報がLTE回線網を通じ、「Cariot」サーバに連携します。サーバには、GPSによる速度測位や、危険運転(急加速・急減速・急ハンドル)時の位置情報、や動画データなどがクラウド上にアップロードされ、「Cariot」上の走行データから地図上で把握できるようになります。これにより、タイムリーな現場の状況把握、走行記録の自動化による業務効率化や、危険運転ドライバーの運転指導ができ、安全性の向上などを実現します。
■「ER2」の概要
LTEモジュールを搭載したカーテレマティクス端末です。これまで独立して利用していた「高性能ドライブレコーダー」、「簡易デジタルタコグラフ」、「GPSトラッキング」の3つの機能をコンパクトに一体化し、高いコストパフォーマンスを実現します。
映像はHD画像、WDR搭載のクリア画質となります。インカメラにも対応し、車外だけでなく車内の同時録画が可能です。FeliCaリーダーを搭載し、FeliCaチップ内蔵の社員証などをかざすことで、ドライバーを識別することができます。
■リアルタイム車両管理「Cariot=”Car(クルマ)”+”IoT” キャリオット」とは
本アプリケーションは2015年秋より営業車両やバスの運行管理で利用実積を積み重ね、2016年から建設・物流業務を中心に「作業の効率化」や「コスト削減」の目的で利用されています。幅広い業界での導入数の増加を踏まえ、セールスフォース・ドットコムが提供する世界最大のビジネスアプリケーションのマーケットプレイス「Salesforce AppExchange」で公開、提供しています。
■エコモットの今後のカーテレマティクスサービスへの取り組み
自動車に搭載されているドライブレコーダーを始めとした様々な車載機器に通信モジュールを接続するテレマティクスサービスは、リアルタイムでの運行状況、位置情報把握が中心ですが、エコモットは事故を未然に防ぐための危険運転ドライバー指導による安全性を向上させる機能も備わっています。
今後の法的規制強化、ドライバーの減少・高齢化などを背景に、カーテレマティクスサービス市場の中でも法人用車両における「クラウド型車両管理・勤怠管理システム」の市場は2022年には利用台数168万台、市場規模は511億円になると見込まれています。(株式会社シード・プランニング調べ)
エコモットはこのような市場に対して、より安心・安全を確保しつつ、業務効率化を実現可能とするサービスを提供してまいります。
■エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場へ上場いたしました。
所在地 : 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表者 : 代表取締役 入澤 拓也
設立 : 2007年2月
資本金 : 1億円(2018年3月末現在)
事業内容 : IoTインテグレーション事業
■株式会社フレクトについて
フレクトは、Salesforceを中心としたソフトウェア開発・コンサルティング事業等を行う会社です。創業時から続くB to CのWebアプリケーション構築事業で培った技術によるソフトウェア開発、およびサービスデザインを強みとしています。セールスフォース・ドットコム社のコンサルティングパートナー、また国内においてHerokuの開発パートナーとして実績があります。
所在地 : 東京都中央区京橋2-13-10 京橋MIDビル2F
代表者 : 代表取締役 黒川 幸治
設立 : 2005年8月
資本金 : 4,750万円
事業内容 : コネクテッド・カー・サービス「Cariot(キャリオット)」、
クラウドインテグレーションサービス、IoT関連サービス等
企業サイト: http://www.flect.co.jp/